BDたしろです!
今日は来期の4FRNTからのNEW MODELの目玉のひとつ、INTHAYNE(インセイン)のご紹介です!
名前はこの板を自身のシグネイチャーモデルとするセイン・リッチ(Thayne Rich)と
insaneという言葉からの造語で、insane(インセイン):正気でない、気が狂った、という意味から「やばい!」とか「凄い!」というニュアンスがあります。
そのネーミングが何をかいわんや!といったところですね(^^)


板のお話の前に、まずセインの説明をしておかなければなりません。
セインは4FRNTのグローバルチームの中では一番新しいメンバーです。
まずは彼のスキースタイル、百聞は一見に如かずということで...


Introducing Thayne Rich from 4FRNT Skis on Vimeo.



ご覧の通りインセインなスタイルです(笑)
バックカントリーのパウダーでのエアやトリックなど、同じ4FRNTライダーの先輩であるワイリー・ミラー(Wiley Miller)とフィールドは被りますが、それぞれに個性のあるスタイルで二人とも映像から目が離せない魅力を持っています。

さて、フリースキーの革新性の一つは、 ”ツインチップ”構造のスキーにより前後両方向への滑走が出来る!ということでした。
このことはフリースキーの可能性を大きく広げ、ジャンプの踏切りや着地をスイッチ(板を逆方向に走らせる事)で行うことでトリックのバリエーションも楽しみ方も飛躍的に広がりました。
当然ワイリーとセインもスイッチでの滑走を行いますが、パウダーでのスイッチはライダーの技術はもちろん板の形状が非常に重要となります。
ワイリーには自身のシグネイチャーモデルの名機YLE(残念ながら今期で生産終了となってしまいましたが...)というツインチップモデルがありました。
セインもDEVASTATORというパウダーですばらしい性能を発揮するフルロッカーのツインチップをとても気に入って愛用していましたが、活動フィールドがさらに深いパウダーとなってきて、更なる浮力を必要とすることとなってきました...


ところでセインはライダーでもありますが、夏の間は4FRNTの本社であるユタ州ソルトレイクのホワイトルームでスキーの製作もしています。
(ご存知の通り、4FRNTでは一部のシグネイチャーモデル[Renegade、Raven、Wiseの3機種]はWhiteroomでハンドメイドされています。)
4FRNTのフラッグシップモデルともいえるRENEGADEは言わずと知れたパウダーの大御所エリック・ホレイフスン(Eric Hjorleifson) のシグネイチャーモデルですが、セインもこの板はとてもお気に入りだそうです。
ただこの板はツインチップではないため、パウダーでのスイッチは雪に刺さってしまうので向かない形状です。
そこで…
板作りのプロでもあるセインが、自身の手によりRENEGADEをツインチップ化し、パウダーでのスイッチ滑走、スイッチ着地を可能にしてしまいました!

パウダースキーの名機RENEGADEは、多くの方から高い評価をいただき愛されている板です。
素材の見直しなどで軽量化がされたりして今も進化し熟成されてはきていますが、基本的なディメンションやサイズはデビューから変わらず、ある意味完成された形状とも言えます。
そのRENEGADEのシェイプをそのまま引き継ぎ、テールを上げてツインチップにしてしまったという、ある意味乱暴とも思える板(笑)、それが”INTHAYNE”!


INTHAYNE 16/17 from 4FRNT Skis on Vimeo.



実際に乗ってみた印象はというと、ベースがRENEGADEだけあり基本的な特性はRENEGADEに準じますが、テールが上がっているためターンの抜けが良い印象で、回しやすく感じました。
スイッチでの滑走は非常に安定感があり、またリフレクトテックのおかげで整地でも非常にコントローラブルです。
フルロッカー形状によりパウダーでの浮力は充分!スイッチで思いっきりパウダーに突っ込んでいけそうです。
RENEGADEも実は整地でのスイッチの調子はとても良かったのですが、ツインチップとなることで いままでのRENEGADEの滑りの世界から一歩踏み出しました。
滑り手であり作り手である4FRNTというブランドならではのプロダクトは、僕らをとてもわくわくさせてくれます!
この板でセインが今後どんな映像を見せてくれるのかもとても楽しみであります。
また、実際にセイン自らがハンドメイドで作っているというのもなんだかうれしいですね(^^)。
上の写真にある通り、カラーは2種類。レッドとグリーンからお選びください!

蛇足になりますが、最後にもう一つだけINTHAYNEに関するエピソードを。
もともとこの板は本国のみの限定生産で、昨シーズンにレイトモデルとしてリリースされていましたが、日本での販売は考えられていませんでした。
ところが、セインが昨シーズンに日本に滑りにやってきたときに、もともとアメリカで知り合いだったという我らが4FRNT TEAM JAPANの下村雄太君と白馬で再会、その際に日本にINTHAYNEが無いことを知りそれならばと自分のはいていた板を下村雄太君に置いていったのが日本のINTHAYNE第一号となりました。
そこから話が進んでいって、日本での発売が決まったのでした(^^)。縁というのは不思議なものですね〜。

7/21(金)〜24(月)のBD展示会にももちろん展示しています!(カラーはレッド)
是非ぜひ実物を見て触りに来てください(^^)
お待ちしておりま〜す。