こんにちはBDたしろです。

なんだか急に寒くなったり台風来たりヘンな気候ですが、気温と反比例して冬のイメージが高まってきますね。
ラニーニャの発生確率も高いようですし、各地で冠雪のニュースもあり、今年の冬には期待したいところであります(^^)

さて今日クローズアップする板は4FRNT ”WISE”
ソチ五輪のハーフパイプゴールドメダリストDavid Wise(デイビッド・ワイズ)のシグネイチャーモデルです。
ぱっと見、ごく普通のなんてことないパーク板、にも見えるんですが...

デイビッド自身がプロデュースして、オリンピックで素晴らしい結果を出した板なのですから、ただものなワケがありません(^^)。

ハーフパイプで勝つためには、板にはどんな性能が求められるでしょう?
カリカリのアイスバーンでもしっかりエッジングしてパイプの中で板を走らせ、パンピングにより加速できる板。
WISEは最近の板としてはやや細めに感じますが、適度な太さで抵抗を抑え、シンタードソールはストラクチャーがしっかり入ってよく走ります。
またクラシカルなキャンバーがトップからテールまでがっちり入り、板は硬く、踏み込むとしっかり返ってきます。それは触って煽ってみるだけでも感じることができるでしょう。この硬さと反発力こそがこの板の最大の強みで、この反発を上手く使えば飛んだ時の放物線が変わり、高さが出ます。

そういえばデイビッドは昨シーズン巨大ヒップでの高さ世界記録を出しましたね!




パークライドを楽しむスキーヤーにとって、いろんな板の選択肢があると思います。
近年いろいろなスタイルのライダーが現れ、板もロッカー形状だったり、ファットだったり、シンメトリーだったり、滑りのスタイルによって特性に違いも出て、選択に迷う方もいるかもしれません。
もちろんグラフィックに惚れて!という選び方も大いにアリだと思います(実は僕はグラ買い推奨派です^^;)。

とはいえWISEに関しては、誰にでも勧められる板というわけではありません。
ではどんな人におすすめしたいかというと、ズバリ
「より大きく飛びたい人!」
本格的にハーフパイプをやる方にオススメなのはもちろんのこと、パークのキッカーでも高いポテンシャルを発揮してくれる板です。
ただし、ソフトな板やロッカーなどのキャンバーが短くスキー操作がイージーな板とは違って、バターなどの動きはやりにくくなりますので、それまで乗っていた板によっては同じような動きがしにくくなるかもしれません。

また、この板はスキー初心者には正直あまりおススメしません。
板の強さに対してそれ相応の脚力が必要ですし、張りの強さは時にコントロールしづらく感じてスキーが楽しく感じられなくなってしまうかもしれません。
(けれど、初心者でもこの板に思い入れがある方やデイビッドワイズに憧れて彼のように滑りたい!と願う方になら是非乗って欲しいです。気持ちがあれば、初心者でも苦労の分だけ上達の幅は大きいでしょうし、この板はきっと次のステージへのステップアップを手伝ってくれることでしょう。)
メダリストの板だけあってある程度のスキー技術のある人に向けたスキーと言えますが、その特性を理解して乗っていただければイメージする滑りや飛びへぐっと近づくことができます!

余談ですがハーフパイプで調子の良い板という事は、締まったバーンでもとても気持ちよくとばせます。
4FRNTのとっておきの板は、フリーランも楽しい硬派な板でもあるのです。
先に大きく飛びたい人におすすめとは書きましたが、実はパイプやキッカーを飛ばない人でも技術のある方なら十二分に滑りを楽しめ期待に応えてくれる板なんです。

4FRNTの本社工場"White Room”でハンドメイドされた特別なスキーは、数も少ないですので気になる方はお早目にどうぞ!

https://item.rakuten.co.jp/bdonlinestore/17wise/